9月に車庫内の下水道構築してから2ヶ月近く経ってしまいましたが、水をどのように通すのか将来像も踏まえて検討していたのでここまで時間が経過してしましました。

⇒関連記事:「車庫内に流し台を設置する 下水道構築編」 

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 以下、潅水タンクを載せる櫓の構造設計。既設のアンカーで固定されているイナバ物置を挟み込むようにして組み立てて部材を最小限にするために筋交いを省略しても横揺れ強度がある構造にしました。
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 120リッターの潅水タンクを2槽(もしくはそれ以上?)上げるため、垂直方向の荷重に耐えられる簡易な基礎をつくります。
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 この上に潅水タンクを置いて、位置エネルギー使って水を下の水道蛇口まで落とす感じです。
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 向かって左側の位置を確認
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 向かって右側も
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 向かって右側奥の位置、雨どいが邪魔になるので一旦外します。
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 ちょうど雨どいの位置に単管パイプを一本横に通す予定なので。
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 向かって左側の基礎完成。
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 向かって右側も完成。
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 単管パイプを縦に通す際邪魔になるので、換気扇の外側フードを取り外します。
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 取り外し完了。
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 単管パイプで櫓を組みました。
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 ヤフオクで購入したメッシュアンチを設置すると・・・
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 残り2枚が不良品でした。
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 さてどうするか。作業中断。
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 油圧ジャッキを横にしてカギ部分を広げることを思いつく。
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 3枚のメッシュアンチの設置完了。結局こここまで丸一日かかる。
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 潅水パイプにすでに入っている水を無駄にしたくないので、いったん仮のタンクに高圧洗浄機のポンプを使って移す。高圧洗浄機のポンプだと時間がかかりそうなので並行して手桶を使って手動でも移しました。
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 空になった潅水タンクを櫓に載せて、仮のタンクに溜めた水を高圧洗浄機のポンプで揚水。やはり時間がかかるので並行でバケツで水を揚水しました。
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 車庫の壁にホールソーで30mmの穴を開ける。
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 空きました。エアコンのダクトや換気扇を設置している板に穴を開けています。
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 外側に設置するポリ二層管をカット。
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 カッターでも簡単に切断できますが、剪定鋏を使いました。
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 ポリ二層管専用のアダプタを打ち込む。
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 貫通管にエルボ経由で取付。
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 潅水タンクにつなぐ。
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 確認のためタンクのバルブを開けて通水してみると防水テープ巻き忘れ部分から水が漏れる。
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 防水テープ巻いてOKでした。
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 車庫内側にもポリ二層管取り付けて。
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 蛇口取り付け部に接続して完了。現状タンク側に通気口が無いため潅水タンクの蓋は少し開けた状態です。潅水タンクに通気口を付けないと水が落ちてこないので、後日潅水タンクの蓋に通気口を取付予定です。IMG_2756
 タンクへの給水は蛇口の洗濯機用のニップルに庭の立水栓からホースで接続してタンクに揚水する仕組みです。
 直接立水栓から分岐して給水する仕組みにしてもよかったのですが、敢えて独立させることで将来的な構想(?)に発展させることを考えています。