だいぶ前ですが、那須の知人の椅子を壊してしまったのですが、先日の那須・茶臼岳登山の帰りに了解を得て持ち帰りDIY修理させてもらうことにしました。

 コールマンのコンフォートキャンバスチェア(アイビーグリーン)です。中古で購入したそうなのですが、元々からこんな感じで汚れていたようです。
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 よく見たら、耐荷重80kgなので私は微妙な感じです・・・。
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 故障は、向かって左側のネジの頭が内側に外れてしまっていたのですが、持ち帰って分解をし始めると左右の部品が異なり、一度同じところを壊しているのではないかと思われました。
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 右側が本来の頭が大きいM6のネジですが、左側は無くしてしまったのか代わりに頭の小さいネジが使われていて、これでは外れるなって感じです。しかも右側はスペーサーとワッシャーがありませんでした。
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 よく見ると凝った構造であることがわかります。畳んだ時に前後のクロスの骨部分がぴったりと収納される構造で、ひじ掛けは美しい曲線の仕上がりになっています。
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 ひとまず、よさげなプラのスペーサーが見つかりませんでしたので、手持ちのステンレスワッシャー2枚でステンレス座金を挟む形で代替することにしました。
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 頭の小さいネジは内側に外れないように大きめのステンレスワッシャーで補強しました。
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 右側も同じ構成にしました。
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 こちらもバランスとる意味で大きめのワッシャーを入れています。
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 出来上がり。簡易な修理でした。今後も長く使えると思います。
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 後日、ひじ掛けの曲線など凝った構造に魅せられていたところで、たまたま状態のよい中古を見つけて買ってしまいました。同じ前期型のコンフォートキャンバスチェア(ゴールデンイエロー)です。
 本来、焚火の前で使えるアウトドア用の椅子なのですが汚れやすい色なので室内で使うことにしています。後期型はまだコールマンで製造・販売しているようなのですが、ひじ掛けが直線で、クロス骨部分が単純なデザインになってしまい個人的にいまいちで購買欲をそそりませんです。
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