車庫屋根のパネルを再配置して、陸屋根側から車庫屋根上に延長する形で拡張できるようにしました。既存のイレクターパイプで作ったラックは将来的には設置の効率があまりよくない100Wパネルと共に廃止する方向です。

⇒前回記事:「車庫屋根ソーラー発電システム60(陸屋根増設その3)

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 陸屋根については、ここまで細かい組み方の試行錯誤で、時間がかかりましたが、以下のような構造に落ち着きました。
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 以下、陸屋根の天井を下から見た構成。
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 車庫を含めた側面図は以下のようになります。最初に書いたように陸屋根から延長する形で、車庫の上を将来的に今後拡張するパネルが覆っていく構造となります。
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 車庫屋根上のパネル配置は以下上面図のように変更します。310Wのパネルは幅98cmなので、横に最大5枚並べることが可能ですが、現状4枚なので以下のようにします。
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 では、車庫屋根上にイレクターパイプで組んだ既存の310Wパネル4枚と100Wパネル12枚を一旦すべて撤去します。写真は手前の100Wパネル6枚を撤去した後、その先の310Wパネル2枚を撤去しているところです。
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 このあと、イレクターパイプを使ったラックの再構成やら何やらで、仕事の合間作業だったことから1〜2週間程度かかりましたが、陸屋根の延長で310Wのパネル4枚を再配置しました。将来的には安く入手した同じ大きさのパネルを横に5枚、写真の手前側に列を増やす形で合計10枚、15枚と拡張することを想定しています。手前のイレクターパイプを使ったラックに載せている100Wパネルはそれまでのつなぎです。
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 斜め上から側面を見た様子。
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 車庫上の310Wパネル4枚の支柱となる短い単管パイプの構成を少し改善しました。(部品点数減)
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 310Wパネルと100Wパネルの間の空きスペースには、今外して車庫内にストックしている100Wパネル6枚を将来的な拡張まで設置する予定です。少し310Wパネルの影になりますがストックしておくより働かせた方がマシです。
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 次に、前回の記事で記載した「リングキャッチ部分が耐荷重的に最も弱いので今後の課題・・・」についても今回改善しました。前方2隅連結部のワイヤーを折り返して固定し、リングキャッチを排除。
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 後方2隅もワイヤーを折り返して固定することで、ワイヤーの必要長について前後つじつま合わせができた上に、ワイヤー両端の末端構成を同じにすることができました。
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