先日、埼玉で雷雨が発生し、最近では長めの停電(20分くらい)になりました。自宅の電力はほぼ独立系でまかなっていることからまったく影響はありませんでした。
 夕方明るいうちだったのでまだよかったのですが、暗くなってからだと周辺は真っ暗になるのでご近所は若干パニックになっていたのではないかと思います。今後、異常気象が進みこのようなことが頻発することが想定されるので、システムをしっかりと運用していく必要性を再認識しました。

⇒前回記事:「車庫屋根ソーラー発電システム56(電力会社解約に向けて)
⇒関連記事:「インターネット回線の10G化まで

 車庫の補強を兼ねて天井にチェーンブロックをかけられるラックを単管パイプで組みました。後日これで何をやるのか含めて記事にする予定です。
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 停電が発生している間にホームページで状況を確認しました。本来停電していれば、パソコンやルーター等のネットワーク機器が動かないので、このような状況確認もできないと思います。以前から調べていた通り、停電しても回線自体は回線収容局舎にしっかりとしたバックアップ電源がありますので問題なく使えるようでした。
 また、地デジのアンテナは電柱経由で家屋に引き込まれている有線なんですが、こちらも停電の影響はなかったです。おそらく中継ブーストに電力を使っているはずなので、停電時は衛星受信の方での情報収集を想定していたのですが、こちらもバックアップ電源があるのかわかりませんが・・・停電中地デジの受信は問題ありませんでした。そもそも、衛星受信は雷雨など大雨の時には受信が安定しません。
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 バッテリーを48V化したことで、充電コントローラの最大発電能力が3.6kW✖2(合計7.2kW)に上がりましたので、現状の合計2.4kWから3.0kWに上げます。ちょうど、24Vシステムに使っているAGMの鉛バッテリーが弱ってきていたので、このシステムを廃止し、パネルを48Vシステムに割り当てます。
 鉛バッテリーは弱っているため、エアコンのような大電力供給には、まともに使用できなくなりましたが、省電力機器には、まだまだ使えますので12Vシステムに組み込むことにします。

 変更前の24Vシステムと12Vシステム
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 変更後は12Vシステムのみとなります。車庫で作業する際の水分補給のため、いつも軽トラで持ち歩いている冷蔵庫を軽トラで使っていないときに車庫内で使えるようにしました。
 BH5レガシイのメインバッテリー上がり防止機構部分は、蓄電が負荷に逆流しないようにショットキーバリアダイオードで隔てています。
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 変更前の48Vシステム
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 変更後の48Vシステム
 間違い探しのように細々としたところ変更していますが、パネルを2.4kWから3.0kWに増強しているところが主です。
 図に完全に表れていないのですが、機器保護の目的で、ソーラーパネルからの引込線とインバーター出力から家屋への引込み線を伝ってくる可能性がある誘導雷サージへの対策をしています。ちなみにどのシステムでも同じですが直撃雷はあきらめるしかないです。たぶん落ちないと思いますが、直接落ちないことを祈るしかありません。それよりも最悪ダウンバーストで吹き飛ばされる方の確率が高いと思われます。
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 24Vシステム廃止に併せて、計測システムのプロセス構成も変更しました。
 変更前
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 変更後
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