前回記事の中で、キーレスユニットの故障であることが特定できているが、なかなか動作品の中古部品が出回らなくて修理ができていないという話を書きましたが、直後に探してみたら部品の出品がヒットして1000円ほどで入手できましたので、交換修理の作業ログとして記事を残します。
⇒前回記事:「BH5レガシイの左前フェンダー&ドア交換」
前回記事の中でアップした、ドア等交換作業のついでに助手席のグローブボックスを外した内側に実装されているキーレスユニットの写真になります。
故障の状況としては、運転席側のドアノブを使った暗証コード式キーレスは問題なく動作するが無線式のキーボタン操作による施錠・解錠が動作しない(反応しない)という状況です。また、暗証コード式キーレス機能は、暗証コードの変更や再登録手順において、無線式のキーボタン操作を必要とするため、暗証コード式キーレス機能の当該操作ができない状態です。
故障の箇所としては、無線の通信部分が機能していないということが想定されます。
入手した部品は、現状のユニットと同じ型番のものと互換性のある型番のもの2つセットで出品されていて、動作確認ができていないジャンク扱いとなっていました。なぜセットで出品されていたのか謎のまま即決で落札しました。
【現状のユニットと同じ型番部品】※以降「前者」のユニットと呼称
型番:88035-AE060
メーカ:ALPHA Corp. Japan
筐体色:黒
⇒おそらくですが、BH5のB型を含む「前期型」に採用されている部品と思われる
【互換ユニットの部品】※以降「後者」のユニットと呼称、コネクタ形状は「前者」と同じ
型番:88035-AE100
メーカ:ALPHA Corp. Japan
筐体色:白
⇒おそらくですが、BH5のD型を含む「後期型」に採用されている部品と思われる
前者の部品に交換して、インターネットで出回っている以下の手順でキーを登録しようとしたところ反応せず・・・。後者の部品に交換して、同様の手順でキーを登録しようとしても反応せず・・・。
【キー登録手順】
もしかしたら、どっちも故障しているユニットをつかまされたのか・・・と思いましたが、キーの方が過去に故障してキー内の基板部品を交換したことがあるため、キー側の故障再発も考えられることから、切り分けのためキーの中古動作品を入手してみることにしました。
キーの方は常に多く出品されているのですが、故障しているものをつかまされると結局故障個所の切分けができないため、動作保証付き(出品されるまで動作していたなどの商品説明記述があるもの)を800円ほどで入手しました。
右がもともとのキーで、左が今回入手した新たなキーです。
動作確認の結果、
・新たなキーで、前者のユニットを使った登録操作⇒反応せず
・新たなキーで、後者のユニットを使った登録操作⇒OK
となったので
・既存キー、既存のユニット、前者のユニット⇒故障
・新たなキー、後者のユニット⇒正常
ということがわかりました。
以上の状況から型番:88035-AE060のユニットは故障しやすいのかな・・・ということが想像されます。
なぜ2つのユニットがセットで出品されていたのかも、なんとなく想像されるのですが、恐らく前者ユニットが故障したので、後者ユニットを入手したがそのまま使わずに車が廃車とかで手放して不要となり、しばらく保管された後に出品されたのではないかと想像されます。
で、キーレスの動作が確認できたので、キーの中身を入れ替えようかなと、開けてみたところ外見は同じなのに中身(基盤のサイズや構造)が全然違うということがわかり・・・。
※同じなのは、外側の形状およびサイズと中の3Vリチウムボタン電池(CR1620)のみ
既存のスペアキーとキーレス動作する新たなキーをセットで通常持ち歩き、キーレスが機能しない既存キーはスペアキーの役割とすることにしました・・・。
もう一回、中の基板が既存キーと同じ中古動作品を入手しなおしてもよいのですが、長らく使えなくて不便だったキーレスは めでたく使えるようになったので、しばらくこの構成で使ってみようかなと。
おそらく、既存キーの基板も前者のユニット(88035-AE060)と同じく壊れやすい部品だったと想定され、いまいまは妥当な利用形態なのかもしれません。
気が向いたら既存キーから接着固定されていると思われる物理キー部分を取り外して新たなキーの物理キー部分に付け替えることができればベストかなと思います。
2024年5月25日(土)
しばらく、キーレスが壊れたキー(1)をスペアキーの役割として、キーレスが動作する他車キー(2)とスペアキーをペアで持ち歩いていたのですが、座席に座ったあと、どうしても他車のキー(2)を車に差し込もうとしてしまうので、キーレスから他車の物理キー部分を取り外す加工をすることにしました。
左がキーレスが動作する他車キー(2)とスペアキーの組合せ、真ん中がスペアキーの役割としているキーレスが壊れたキー(1)、右はBP5レガシイの他車キーですが、キーレスユニットに追加登録して使えるらしいので、ヤフオクから500円で新たに入手しました。送料は定形外郵便で200円でした。
左のタイプは物理キー部分がキーレスのアンテナを兼ねている可能性があるので、取り外しはせず、右のタイプを加工することにします。
キーの固定部分を地味にカッターナイフで削ります。
で、物理キー部分を取り外し完了。
キーの頭部分を組み立てて完成です。2本登録しなおしてキーレス動作OKでした。これをスペアキーとペアで持ち歩くと車に乗ってから差し込むキーを間違えようがありません。
⇒前回記事:「BH5レガシイの左前フェンダー&ドア交換」
前回記事の中でアップした、ドア等交換作業のついでに助手席のグローブボックスを外した内側に実装されているキーレスユニットの写真になります。
故障の状況としては、運転席側のドアノブを使った暗証コード式キーレスは問題なく動作するが無線式のキーボタン操作による施錠・解錠が動作しない(反応しない)という状況です。また、暗証コード式キーレス機能は、暗証コードの変更や再登録手順において、無線式のキーボタン操作を必要とするため、暗証コード式キーレス機能の当該操作ができない状態です。
故障の箇所としては、無線の通信部分が機能していないということが想定されます。
入手した部品は、現状のユニットと同じ型番のものと互換性のある型番のもの2つセットで出品されていて、動作確認ができていないジャンク扱いとなっていました。なぜセットで出品されていたのか謎のまま即決で落札しました。
【現状のユニットと同じ型番部品】※以降「前者」のユニットと呼称
型番:88035-AE060
メーカ:ALPHA Corp. Japan
筐体色:黒
⇒おそらくですが、BH5のB型を含む「前期型」に採用されている部品と思われる
【互換ユニットの部品】※以降「後者」のユニットと呼称、コネクタ形状は「前者」と同じ
型番:88035-AE100
メーカ:ALPHA Corp. Japan
筐体色:白
⇒おそらくですが、BH5のD型を含む「後期型」に採用されている部品と思われる
前者の部品に交換して、インターネットで出回っている以下の手順でキーを登録しようとしたところ反応せず・・・。後者の部品に交換して、同様の手順でキーを登録しようとしても反応せず・・・。
【キー登録手順】
1.運転席ドアがアンロック状態であることを確認
2.運転席側足元右側のカバー内に隠れているオス・メスの登録コネクタを結合
3.リモコンキーのボタン(Lock/Openのどちらでも可)を2回押すとリモコンキーが新たに登録される
2回のボタン操作後に自動でロック⇒ロック解除動作すれば登録OK
2回のボタン操作後に自動でロック⇒ロック解除動作すれば登録OK
続けて2個目のリモコンキーのボタンを2回連続して押せば、2個目のリモコンキーとして登録される
車種によってになるが、登録できるリモコンキーは2個または3個まで可能らしい
この操作でこれまでに登録していたリモコンキーはすべて消去されてしまうため、新たに追加登録する際はすべてのキーを登録しなおす必要がある
4.登録が正常に終了すれば、ピーーーーーーッという音がして、自動的にロック/アンロック動作
5.登録コネクタを分離(これを忘れるとこのあと動作しないので注意)
6.リモコンキーの動作を確認する。
もしかしたら、どっちも故障しているユニットをつかまされたのか・・・と思いましたが、キーの方が過去に故障してキー内の基板部品を交換したことがあるため、キー側の故障再発も考えられることから、切り分けのためキーの中古動作品を入手してみることにしました。
キーの方は常に多く出品されているのですが、故障しているものをつかまされると結局故障個所の切分けができないため、動作保証付き(出品されるまで動作していたなどの商品説明記述があるもの)を800円ほどで入手しました。
右がもともとのキーで、左が今回入手した新たなキーです。
動作確認の結果、
・新たなキーで、前者のユニットを使った登録操作⇒反応せず
・新たなキーで、後者のユニットを使った登録操作⇒OK
となったので
・既存キー、既存のユニット、前者のユニット⇒故障
・新たなキー、後者のユニット⇒正常
ということがわかりました。
以上の状況から型番:88035-AE060のユニットは故障しやすいのかな・・・ということが想像されます。
なぜ2つのユニットがセットで出品されていたのかも、なんとなく想像されるのですが、恐らく前者ユニットが故障したので、後者ユニットを入手したがそのまま使わずに車が廃車とかで手放して不要となり、しばらく保管された後に出品されたのではないかと想像されます。
で、キーレスの動作が確認できたので、キーの中身を入れ替えようかなと、開けてみたところ外見は同じなのに中身(基盤のサイズや構造)が全然違うということがわかり・・・。
※同じなのは、外側の形状およびサイズと中の3Vリチウムボタン電池(CR1620)のみ
既存のスペアキーとキーレス動作する新たなキーをセットで通常持ち歩き、キーレスが機能しない既存キーはスペアキーの役割とすることにしました・・・。
もう一回、中の基板が既存キーと同じ中古動作品を入手しなおしてもよいのですが、長らく使えなくて不便だったキーレスは めでたく使えるようになったので、しばらくこの構成で使ってみようかなと。
おそらく、既存キーの基板も前者のユニット(88035-AE060)と同じく壊れやすい部品だったと想定され、いまいまは妥当な利用形態なのかもしれません。
気が向いたら既存キーから接着固定されていると思われる物理キー部分を取り外して新たなキーの物理キー部分に付け替えることができればベストかなと思います。
2024年5月25日(土)
しばらく、キーレスが壊れたキー(1)をスペアキーの役割として、キーレスが動作する他車キー(2)とスペアキーをペアで持ち歩いていたのですが、座席に座ったあと、どうしても他車のキー(2)を車に差し込もうとしてしまうので、キーレスから他車の物理キー部分を取り外す加工をすることにしました。
左がキーレスが動作する他車キー(2)とスペアキーの組合せ、真ん中がスペアキーの役割としているキーレスが壊れたキー(1)、右はBP5レガシイの他車キーですが、キーレスユニットに追加登録して使えるらしいので、ヤフオクから500円で新たに入手しました。送料は定形外郵便で200円でした。
左のタイプは物理キー部分がキーレスのアンテナを兼ねている可能性があるので、取り外しはせず、右のタイプを加工することにします。
キーの固定部分を地味にカッターナイフで削ります。
で、物理キー部分を取り外し完了。
キーの頭部分を組み立てて完成です。2本登録しなおしてキーレス動作OKでした。これをスペアキーとペアで持ち歩くと車に乗ってから差し込むキーを間違えようがありません。
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