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 アメリカで軽トラックブームが起きてから、日本でも軽トラックの良さに気付いた色んな方面の方々が軽トラックを楽しんでいる中、軽トラックの荷台上で宿泊するスタイルが多様化しているようで、Youtubeやブログを見まくってパターンを整理してみました。

P1.キャンピングカー(シェル)スタイル
 荷台上に防水、断熱を施した居住スペースを作り込むパターン

P2.幌+キャンピングカー(シェル)スタイル
 荷台上に幌を付けて防水し、内側に断熱を施した簡易な居住スペースを作り込むパターン

P3.幌荷台泊スタイル
 荷台上に幌をつけて居住スペースとするパターン

P4.テント泊スタイル
 荷台上に山岳用もしくはキャンプ用テントを張り居住スペースとするパターン

 おそらく費用がかかる順番になっていると思います。いちばん多いパターンがP1だと思いますが、利用する方の好み・考え方・予算などによって選択するパターンが違ってくると思います。

 また、断熱された居住スペースとするかしないかで、P1、P2とP3、P4でグループ分けされますが、P3、P4の課題として防犯をどうするか、もしくはどう考えるかというところがあります。

 私の場合、荷台にクレーンを積んでいるため必然的にP3.幌荷台泊スタイルにならざるを得ないのですが、具体的には以下の理由で、断熱に重きを置かないテント泊レベルに割り切ったスタイルになっています。

・クレーンが利用しやすいように簡単に取り外しができて雨風がしのげる「純正幌」を使う。
・山岳での雪山テント泊が普通にできることを考えれば、キャンピングカーほどの断熱を施した快適さは要らない。
・テントより広く、車載で持歩く必要がないため、ストーブの利用や便利な調理器具、快適な防寒寝具が利用できる。
・荷台上には土足で上がれるようにしたい。(ほかのパターンにはない利便性と思います)

 先に書いた「防犯」の課題については、考え方がまとまっているのですが、これを公開してしまうと防犯上の意味がなくなってしまうので、ここでは割愛します。

 荷台上での宿泊では、快適さを求めればきりがありません。どこかで割り切りが必要で、どこで割り切るかは人それぞれということだと思います。