前々日まで尾瀬沼キャンプ場のインターネット予約状況が「満」でしたが、前日になったら「△」になってましたので速攻で予約して尾瀬に向かいました。準備不足で多少忘れ物ありましたが。。。
 今回は、先日購入したテント(HCS PuroMonte VL37)を使用してみることが目的です。最初の使用は、設営場所の状態が良く、大型の山岳テントを持ち込んでも周りの迷惑にならないキャンプ場と決めていました。
※テント購入時ブログ記事:「大型の山岳テント購入

 ところで、いつも静かな尾瀬ですが、ヒュッテの団体客が、恐らくコロナ対策で窓開けた状態で、宴会なのか大騒ぎしていたようで、深夜まで声がキャンプ場まで響いていました・・・今回唯一残念なことです。

ヤマレコ版

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2022年6月4日(土)

07:15 右の奥鬼怒林道へ
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07:23 左に会津沼田街道の旧道(登山道)に入る
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07:25 このへんはサクラソウ(クリンソウ)が群生している
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07:33 沢を橋で渡る
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07:46
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08:05 沢を橋で渡る
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08:06
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08:17 登山道近くまで崩落しているところ
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08:25 一ノ瀬到着
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08:30
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09:08 十二曲り登り途中
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09:08 十二曲り登り途中
 わかりにくいが、今時期少なくなったヤマツツジ。
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09:15 十二曲り登りきったところから四郎岳
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09:20 この先から残雪がでてくる
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09:37 三平峠の先、尾瀬沼見えるところ
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09:41 その少し先
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09:43 燧ケ岳も見えた
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09:43
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09:49 三平下到着
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09:50 尾瀬エリア内で今シーズン初
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09:53 ナデックボ、雪ある
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10:01 尾瀬沼ヒュッテ向かう途中見晴の良いところに群生
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10:40 いつもの1番はまだいたので隣の2番に
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10:41 VL37購入後初設営
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11:39 大江湿原散歩がてらでタテヤマリンドウ
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11:42 大江湿原も群生が見られます
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12:28 大江湿原から小渕沢田代に向かう道の脇
 残雪の上を道から外れて沢脇で撮影。
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12:30 大江湿原から小渕沢田代に向かう道の入口
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12:58 大江湿原のリュウキンカ
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13:30 昼食はベーコン入り味噌ラーメン
 カット野菜忘れた。
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14:23 長蔵小屋脇の展望デッキから
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14:57 いなくなったのでいつもの1番サイトに移動
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15:11 大江湿原から長蔵小屋
 ここでしばらくお昼寝した。
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16:00 ものすごい群生だ(大江湿原)
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16:11 大江湿原
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16:12 大江湿原
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16:53 野菜忘れたのでまさに酒肉祭(ビール3本目)
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17:22 〆の焼きそばできあがり(ベーコン入り、野菜無し)
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18:37 タカネザクラ
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18:46 夕日と燧ケ岳
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18:53 夕日と燧ケ岳
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20:27 夜のテントを撮影
 4隅に蛍光塗料が施されているようです。
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2022年6月5日(日)

04:15 曇っているが朝焼けはどうか
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04:15 大江湿原
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04:19 焼けた!
 風が無く逆さ燧が見事。
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04:19 大江湿原も!
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04:22 一瞬でした・・・
 シャッターチャンス逃した方多数。過去に似たような体験をしています。
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04:42 コーヒーを淹れる
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05:18 朝食のペペロンチーノ
 カリカリにしたベーコン入れて、持ってきたベーコンブロック完食。
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05:22 VL37で気になった細かいこと1
 詳細は感想に記載。
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05:28 VL37で気になった細かいこと2
  詳細は感想に記載。
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06:35 尾瀬沼ヒュッテ前の木道にある残り少ない残雪
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06:48 帰路の途中、南東岸から
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07:03 三平下から三平峠に向かう途中、尾瀬沼を振り返る
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08:08 一ノ瀬休憩所
 まだ開いていないが、一部修理が必要ですね。
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08:27 林道から旧道へ
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08:29 4か所ある熊除け鐘がすべて無いがまだ準備中?
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08:47 行きにみたものより見事な咲き具合のサクラソウ(クリンソウ)
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天候:

・1日目:晴れ
・2日目:曇り時々雨のち晴れ

アクセス:

・大清水駐車場:500円×2日間
※大清水~一ノ瀬間・低公害タクシー:まだ運行開始前です。例年6月中旬くらいからです。

・尾瀬沼キャンプ場:1000円/区画
※尾瀬沼ヒュッテで13:00以降受付して支払います。500ml缶ビール700円×3本もここの屋内にある自販機で調達しました。

コース状況/危険箇所等:

【大清水~一ノ瀬】
・会津沼田街道の旧道を利用しました。通年ぬかるんでいるところが多いですが登山靴であれば問題なしです。この区間を歩くのであれば林道を歩くより退屈しません。

【一ノ瀬~三平峠】
・三平峠手前800m(標高1730m)くらいから残雪があります。

【三平峠~三平下(尾瀬沼山荘)】
・8割くらい木道が残雪の下です。下りの場合はチェーンアイゼンがあると安心です。

【三平下~尾瀬沼ヒュッテ(キャンプ場)】
・1割くらい木道が残雪の下です。もうすぐ無くなると思われます。

【大江湿原】
・残雪はありません。

【大江湿原~小淵沢田代】
・残雪に覆われています。アイゼンが必要です。トレースなし。
・尾瀬沼キャンプ場~小淵沢田代は通ってないので不明です。たぶん状況同じです。

その他周辺情報:

【水汲み】

・岩清水:プラティパス2本、水筒で計5リッター取水して担いで下山
※一ノ瀬~三平峠区間の十二曲りのすぐ下にあります。一昨年コロナでコップが撤去されましたが、最近気が付いたのが「飲用に適さない」という看板。。。私は生水でも大丈夫です。コーヒーとかで沸かして使えば問題なし! 昔から好きな軟水です。
※昨年夏に寿命で買い替えたバックパック(グレゴリー・カトマイ55)で5kg増を感じませんでした。逆に5kg減っても変わった感じがしないということですが・・・

・大清水湧水:2リッターペットボトル×8本取水
※近年解体された大清水小屋前にありましたが、その敷地奥に移動しています。こちらも軟水で、飲用として片品村公認だそうです。

【温泉】
・尾瀬ネイチャーセンター 尾瀬ぷらり館 日帰り温泉「戸倉の湯」:昨年は600円でした
※昨年夏行きましたがちょっと狭いかな。10:00からなので利用できませんでした。

・寄居山温泉 ほっこりの湯(片品村鎌田):13時からなので利用できず、550円

・幡谷温泉 ささの湯(片品村幡谷):11時からなので利用できず、650円
※かたしな道の駅などで割引券取得し500円で利用可

・白沢高原温泉 望郷の湯(沼田市白沢町):2時間580円をJAF割480円で利用
※久々に行きました。前をよく通るものの、なぜか値段が高いイメージがあって敬遠していましたが、この値段であれば きれいで、寝湯、ジェットバスなど設備が充実しているので納得です。個人的には露天の洗い場が好きです。お湯もヌルヌルで気持ちがいい。露天風呂からの赤城山展望も〇。

HCS PuroMonte VL37について:

【使用感メモ:気になった細かいこと1】
・テントを固定して横に引っ張られた状態だと縦のファスナーが歪みます。長いこと使っているとどうかなってレベルですが。

【使用感メモ:気になった細かいこと2】
・底が持上げられてしまい、片手で縦のファスナーが開けられません。NEMOでは片手が普通でした。ただ、NEMOでは開け閉めでファスナーが噛むことが多いです。VL37は品質のよいファスナーなのか開け閉めがスムーズでした。

【使用感メモ:その他】
・グランドシートを一体にできるNEMOの方が、尾瀬沼の板張りなど、ペグが使えないところでは特に使い勝手がよさそうです。設営・撤収も速いと思いました。
・上部換気口の網の開閉はクラシックな絞って縛るタイプですが、NEMOに採用されているファスナーのタイプに比べると機能的に物足りない感じがしました。
・レインフライ四辺中間のペグダウンする部分には、20cm程度の輪っかが付いているだけです。もう少し長くするか、自在付きのロープが別にあった方がいいと思いました。
・買う前に懸念した通り、前室が狭い気がします。今回、丁度いい切株の枝にひっかける方法で少し上に上げる感じで設営しました。
・私だけかもしれないけど、広いので物がすぐ見つかります。狭いシングルテントでよくある、もの探しのストレスはありませんでした。

 VL37はコスパのいい優れた国産山岳用テントだと思うのですが、どうしても使い慣れたNEMOと比較してしまいます。使ってみて逆にNEMOの細部での完成度の高さを感じました。。。