前回記事で、SBダイオード+リレーの組合せにより、鉛バッテリー用昇圧機能付きバッテリーアイソレータからLiFePO4バッテリーへの充電をしていたのですが、充電電流が最大で4Aくらいにしか上がらず、実用にならないことがわかったため、LiFePO4バッテリーに対応しているバッテリーアイソレータを導入しました。導入した結果、充電電流がバッテリーアイソレータの仕様通り、本当に40Aになりました。
⇒前回記事:「車載電源システム9
⇒関連記事:「車庫屋根ソーラー発電システム28(パネル接続変更)
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 LiFePO4バッテリーはSmartBMSに備わっている温度計で低温、高温から保護されていて、氷点下で稼働しないことが想定されるため、鉛バッテリーのシステムも残しました。 以下構成図になります。
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・RENOGY 12V DC-DC 40A 走行充電器 DCC-1212-40
 16,000円(税送料込) RENOGY SOLAR/楽天
・KIVケーブル(赤) 8sq 348円×4m ⇒走行充電器とバッテリー間接続用
 1,392円(税別) ビバホーム店舗
・KIVケーブル(黒) 8sq 348円×4m ⇒走行充電器とバッテリー間接続用
 1,392円(税別) ビバホーム店舗
・VSFケーブル(青) 0.7sq 78円×6m ⇒D+、LC、ACC配線用
 468円(税別) ビバホーム店舗
・ベルト荷締機 JPNB7 ⇒鉛バッテリーのシステム固定用
 848円(税別) ビバホーム店舗
・エーモン 分岐配線コネクタ ⇒ECUコネクタ配線からIGN+信号取り出し用
 ※ありもの
・丸型裸圧着端子8sq-6mm ×4個 ※KIVケーブルの走行充電器接続側
 ※ありもの
・丸型裸圧着端子8sq-8mm x4個 ※KIVケーブルのバッテリー接続側
 ※ありもの
・D+、LC、ACC接続スイッチ x3
 ※ありもの
・50A ANLヒューズ+ケース
 ※ありもの


 設置にあたり、IGN信号をバッテリーアイソレータに接続しないと動作しないため、どこからとるか。 運転席のヒューズのところからとるのが一般的らしいですが、エーモンとかで売っているアダプタが必要になります。
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 面倒ですが、公開されているECU接続図を見て、助手席のECUコネクタから分岐配線コネクタを使って取り出すことにしました。
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 いい機会なので、ついでに中を覗いてみました。#昔みたいにROM交換できないんですね・・・
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 バッテリーアイソレータの「D+」端子に接続します。 隣の「LC」端子は、IGNに接続することで充電電流を半分に制限することができます。 あとで「D+」端子や鉛バッテリー用アイソレータの「ACC」端子にそれぞれスイッチを経由して接続しています。 走行充電器本体のDIPスイッチは、LiFePO4のモード、14.2Vに設定しています。
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 充電電流が仕様通り40A流れるため、オルタネータ(BH5は標準で90Aの発電能力らしい)への負担が心配になったので、「LC」端子にもスイッチ経由で接続しました。通常はスイッチオンして充電電流を20Aに制限して、急速に充電したいときはスイッチをオフにする使い方を考えています。


2021年5月23日(日)

 久々の晴れの日、コスモアリーナふきあげの鴻巣花まつりの終わりかけですが、車載電源システムの動作確認兼ねて花見に行きました。
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 ただ、コーヒーのお湯を沸かすつもりがコップを忘れてしまいました。なので放電テストはできなかったのですが、充電ではさすがに40Aにするとエンジンのアイドリング回転数が上がります。 走行中の印象としては人を乗せている感じの重さがあり、オルタネータにかなりの負担がかかっている気がします。 エアコンかけるときなど、LCをオンにして半分の20Aにした方がよさそうです。 その一方で充電の速度はかなり早いです。 1時間も走れば満充電になりそうな勢いです。
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 なでしこ畑から振り返ると、麦畑の手前にきれいなお花が咲いていました。
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 しろつめ草の白と合います。
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2021年5月28日(金)

 久々の鐘撞堂山からの帰りに、「コスモアリーナふきあげ」の荒川堤防にて先日できなかった放電テストを兼ねてコーヒーを沸かしました。
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 鐘撞堂山に行って、久々に満充電になった状態でお湯沸かし中。
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 10分ほどでお湯が沸いて保温になりました。
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 コーヒーには(缶ビールのおまけでついていた)スナックが合いました。
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