以前関連記事に、独立系のソーラー発電システムは費用対効果が期待できないと書きました。 しかしながら、LiFePO4バッテリー導入によってその状況が変わることに気が付いてしまいました。 考え方に間違いなければこれは大変なことです!
⇒関連記事:「車庫屋根ソーラー発電システムの負荷について

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 まず、計算のもととなる電気代の前提を以下とします。 案外高いなと思ってしまいました。
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 現在導入して運用しているLiFePO4バッテリー(100Ah)について、現状の定常負荷は60Wとしています。 これが大きくなるほど導入費用よりもお得になっていくのですが、容量が限られている独立系では、曇り雨の日を考慮し、持続性を維持することを考え、これまでの運用を鑑みると、これが適当な値とみています。
 蓄電に管理が当然のように必要ですが、持続性を維持するためには、電力使用も管理が必要で、例えば無計画に使いすぎてしまうと結局商用電源に切り替えることになり、そうなると電気代がかかってしまうため、思う通りの費用対効果がでないことになってしまいます。 なので、晴れの日は能力いっぱい使って、曇り雨の日は使用を控えるという管理が必要になります。 この管理を軽減するためには、ソーラーパネルをできる限り拡張するという対処が必要になるのですが。。。
 話を戻して、先の定常負荷では参考にあるように鉛(AGM)バッテリーでは赤字となる結果です。
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 次に冷蔵庫の追加接続を見据えて280Ahのバッテリを導入予定としていますが、この場合の計算は以下の通りです。定常負荷は100Ahの実績値60Wから比例させた168Wとしています。 この場合も鉛(AGM)バッテリーでは赤字となる結果です。 一方LiFePO4では2倍もの費用対効果を達成する見込みとなります。
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 LiFePO4の期待寿命が確かなのかという点はありますが、これまで期待できないと思っていた費用対効果が新たに期待できるようになるという事実は、期待であっても それはそれで喜ばしいことではあります。 結局、国内で売っているLiFePO4バッテリーが高すぎるんですよね。 普及しない一要因なのだと思います。