A4ノートのThinkPad T43 Refreshed PCモデルを30000円程度で入手したのですが、いろいろといじくりまわしてるときの引っかかりポイントをメモしています。

以下、対象のマシン仕様


Model : 2669-E14
CPU : PentiumM 1.73GHz
Mem : 1024MB
HDD : TOSHIBA MK8032GAX(80GB)
コンボドライブ(CD-R/RW&DVD-ROM) : HL-DT-ST RW/DVD GCC-4242N
15インチTFT液晶(1400x1050/SXGA+)
56kモデム
LAN(1000BASE-T) : Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet
無線LAN(IEEE802.11a/b/g) : Intel PROWireless2915ABG
サウンド : SoundMAX Integrated Digital Audio
WinXP Pro SP2 プレインストール


※左側がT43で右側はX31



1.HDD換装

実装されている80GB HDD を 160GB HDD(HTS541616J9AT00) に換装してみました。

HDDを入れ替えて、付属していた Product Recovery CD ( 計7枚、他ブート用 Rescue and Recovery 1枚、補足CD 1枚 )でWindows Xp + ドライバ + アプリケーションを自動で戻せば完了と簡単に思っていたのですが

OSブート前に
2010エラーが・・・。
エラーメッセージの解釈からすると、バルクでなく純正品を買えということらしいのですが。

T43 2010 でググるとたくさんでてきます。

このエラーがでても、続行してブートすることができますが、毎回ブートの度にこれではわずらわしく、気持ちがいいものではありません。また、HDDファームウェアアップデートで対応しましたが、ファーム更新後はブートしなくなる(恐らくですがディスクのジオメトリが変わる模様)ため、OSの再導入が必要になるようです。
それだったら、はじめからHDDのファームアップデートしたほうがよさそうです。

ファームウェアアップデートによる対応方法としては
このあたり(Problems with non-thinkpad option drives on T43 thinkpads)の情報が元のようですが

(1)ファームウェア・アップデート・ユーティリティ 2.5/1.8インチ PATA ハード・ディスク・ドライブ用(ISO CD-ROMイメージ版)の取得
 →Lenovoサイトからisoイメージのfwhd56.isoをダウンロードし、CD-Rにやく

(2)先のCD-Rからブートし起動されるツールをいったん終了する
 →ESCボタンを押す。
 →Press Any Key to Quitと表示したらリターンを押す。
 →Turn Power Offと出たらCtrl-Cを押す。
 →Terminate batch job (Y/N)?と出たらYを押す。
 →コマンドプロンプトになる。

(3)準備(おまじない?)
 →COPY SB2IA79H.BDR SB2OA79H.BDR
 →HFUI1704 OA79H -pm SB2IA79H.BDR /F SRBA79HB.TBL
 →Hit ‘U’ to update, ‘Q’ to exit, other key to Identify.と表示されたら、Uを入力しリターンを押す。
 →FAIL 出て、 Hit any key to quit this program. と表示されるので、任意のキーを押すと、再度コマンドプロンプト画面になる。

(4)ファームアップ
 →HFUI1704 IA79H -pm SB2OA79H.BDR /F SRBA79HB.TBL
 →Hit ‘U’ to update, ‘Q’ to exit, other key to Identify.と表示されたら、Uを入力しリターンを押す。
 →PASSと表示されたら正常にファームアップ完了

この対応でエラーがでなくなったので、付属していた Product Recovery CDでOSを自動再構築しました。

ハードディスクにCDからデータをコピー中。CDは8枚入れ替える必要があります。」

自動でドライバやアプリケーションをインストール中です。

自動インストールの状況を表示しています。

インストールはFAT32で実施しているようで、インストール後NTFSに変換しています。

無事インストール完了です。

2.無線LANチャネルアップデート

 IEEE802.11a/b/g なので、干渉がなさそうな11aを使おうと思ったら、旧11aだったらしく当初はぜんぜんアクセスポイントに接続できませんでした。
参考

中身は、Intel PROWireless2915ABG ですが、
よくよく調べたらチャネルアップデートで新11aに対応可能であることがわかりました。→Intelサイト

チャネルアップデートユーティリティ実行で簡単にアップデートできました。
新11aで接続できています。