登山でOD缶を持っていく際の課題は、1個だけ持っていきたいのにすでに使用済で残りが少ないと思われる場合は2個持っていかないといけないところです。 常に2個もっていけばいいのではという話もありますが、軽量化の際に積上げの一部になっていることからこの課題を解消することが必要と考えました。

 さらにコストの課題をクリアするために、CB缶→OD缶の詰替えということもありますが、今回はこれはさておりて、先の重量の課題をクリアするために、OD缶→OD缶詰替えアダプタを購入してみました。(写真右上の500Tについている銀色のもの。実はセットでCB缶→OD缶詰替えアダプタも購入してしまいました。。)

 やってみたところなかなか簡単で、詰替えの元先をアダプタで接続し、詰替え元をドライアーで温めてガスを移動させては、詰替え先をアダプタから外し、詰替え先の重量を測るというやり方です。 こまめにやって、あとは勘です。

 私はPRIMUSのOD缶を使っていますが、短期山行(1泊)はIP-110(内容量110g)、長期山行(2泊以上)は、IP-250T(内容量225g)を使用しています。

  • IP-110 容器重量105g→充填後総重量215g
  • IP-250T 容器重量150g→充填後総重量375g

 詰替えの際は、上の充填後総重量を越えると危険ということですので、ちょっと手前位まで充填します。

 容量あたりのコスト的には、容器が大きくなるほど安くなるので(Amazon 2016/10/29調べ)

  • IP-110 税込443円 内容量110g 1gあたり4.03円
  • IP-250T 税込478円 内容量225g 1gあたり2.12円
  • IP-500T 税込853円 内容量460g 1gあたり1.85円

 IP-500Tを買って、IP-110とIP-250Tに詰め替えると若干お得になります。

 今日、好日山荘大宮店でIP-500Tを買いましたが税込777円で、Amazonより安かったです。 もっと大きい徳用パックとかがあるといいですね。

 今後安全のため充填先の容器については寿命(特にバルブ)を考慮し定期的に入れ替えることを意識します。

 ガソリン、アルコール、固形燃料、たき火など選択肢としてはありますが、当面の使い勝手を考えるとOD缶かな。。。