マンションのバルコニーに太陽光パネルをどのように設置するか、かなり悩ましいところです。 バルコニーは南向きですが、真夏は日が高いためバルコニーへ入射する面積はかなり狭くなります。 最大限マンションの景観を損なわない範囲で外側に寄せる必要があります。 また、入射する範囲が狭いため、太陽光パネルは細長いものを使用する必要があります。

 設置方法としては、(1)ラックを製作してパネルを固定する方法、(2)バルコニーの手すりにパネルを固定する方法、が考えられますが、(1)はバルコニーのスペースをかなり占有する、(2)はバルコニー手すりの強度に気を遣う などのデメリットが考えられます。

 固定強度をクリアできれば、後者がベストなので、後者の方法で設置方法を検討しました。 以下バルコニー手すりの断面図です。

金属で固定器具を作るのが強度上も外観上も良くなりそうですが、加工がたいへんそうだし、バルコニーの手すり部分(アルミ材)を傷つける可能性があります。

木材を使ってみたらどうかと考えてみました。 最初角材を加工して作ることを考えましたが、対候性のある2X材(木板材)を使うことを思いつきました。 加工が比較的簡単で、以下の形状に加工することで強度も高くなるのではないかと思います。

2枚の板で1枚のパネルを固定することになります。